Diary 2009. 2
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2月28日 (土)  伊予柑

晴れ時々曇り 最高気温-0.2℃ 最低気温-2.8℃

昨晩は夜釣りに出かけたもののボウズ。
磯では頭から足の先まで波を被る「すいとんの術」を会得するやら、
漁港では底まで透き通っている海に魚影も確認出来ず、散々であった。
足の指は凍傷で痒くて痛いし、腰は腰で相変わらずだし、何とかならないものか。

さて、先日愛媛の友人がわざわざ伊予柑を送ってくださった。
甘味と酸味のバランスが素晴らしく、ジューシーでとても美味しかったです。
ありがとうございました。

その伊予柑、その名のとおり伊予(愛媛)の代表的柑橘であり、
「いい予感」との語呂合わせで受験生に珍重される柑橘であったりする。
「愛媛の伊予柑、い〜予感〜」というCMメロディーも頭に刷り込まれていて、
伊予柑の全国生産量の8割以上を愛媛が占めている。

ちなみに愛媛という県名の由来は、
古事記の記述に、伊邪那岐の命と伊邪那美の命が国生みをしたとき、
「伊予の国を愛比売といひ」とあり、
この愛比売が「愛媛」に転化し、現在の県名になったとされたそう。
また、「愛比売」とは、
織物の盛んな地域だったことから織物に優れた女性の意味とする説と、
「伊予之二名島(四国の古称)」 の代表的な国である事から、
長女を意味する説があるとの事。
いずれにしても愛媛という漢字が美しい女性という意味を成し、
全国の都道府県名の中では個人的に最も美しい名前ではないかと思っている。

時々不思議に思うのは、普通、各都道府県は都道府県を抜かして呼ぶ事が多い。
つまり、愛媛県は愛媛と言うし、京都府は京都と言う。
でも、北海道は、道を抜かして北海と呼ばないのは何でだろうかと。
「そうだ、北海へ行こう!」なんて言っちゃうと、
大西洋北東部、イギリス諸島とヨーロッパ大陸の間にある北海を想像しちゃうからか?
なお、北海道の「海」は、本来、「加伊」であり、
アイヌ人が自分達の地を「カイ」と呼んでいた事からの当て字であります。

都道府県名の由来を調べてみると面白いもので、
いずれ、気が向いたら色々と紹介しましょう。

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2月27日 (金)  自給自足

晴れ時々曇り 最高気温4.3℃ 最低気温-1.2℃

写真は自給自足に関する本。
いずれもとても有意義で面白い本だ。

さて、「自給自足」は我が家の生活において永遠のテーマかもしれない。
自分の食べる分を自分で賄うというのは、生きる上での基本。
今の都会で暮らす人達はそれを忘れてしまっているのではないか。
そして、農業にしろ、漁業にしろ、それはそれで大切な産業だと思うけど、
それが全て現金を得るためのものだとしたら、ちょっと寂しい。
あくまで自分達の食料を得るというのが基本にあるべきと思う。

お金というものは人が作り出した単なる幻。
もちろん、現代社会においてお金の持つ意味というのは重要なんだろうけど、
紙幣なんて単なる紙切れではないか。
あんなもので色んな物と交換出来るというのはあくまで人が決めたルールであり、
そのお金というものに踊らされて生きている事にしばしば恐怖を感じるわけで。
今の社会の仕組みが崩壊したら、現金なんて何の意味ももたない。
人生をお金を稼ぐ為だけに生きてるとしたら、なんて虚しい人生だろう。

都会の高級マンションの一室と、ど田舎の広大な土地。
どちらか貰えるとしたら、あなたならどちらを選ぶ?
私だったら間違いなく田舎の土地。そんなの愚問。
人が作り出した、形あるものはいつか無くなる。
今は立派なマンションだって、いつかは崩壊して無くなるものだし、
買った時がピークで、徐々に悪くなるというものには愛着なんてもてないものだ。
土地は無限の可能性を秘めている。
土地が無く、上物だけ取得したって、そんなの地に足がついてないではないか。
だからマンションを土地付きで全て買うならまだしも、
一室だけを買うだなんて、到底考えられない。
土地は欲しいなぁ・・・。
こればかりは現金で取引せねばならないので、お金を稼ぐしかない。
いくら安いとはいえ、自分にとっては大金だし、縁がないと買う事も出来ない。
奥尻島へ移住してきて、最初に立ちはだかる大きな壁。
でもこの壁を乗り越えられたなら、色んな可能性が広がってくる。
本当の意味で奥尻島の島民となれるのは、奥尻の土地を取得出来た時だろう。

まあそんなわけで、今お金を稼ぐ目的は土地の取得というのが一番大きい。
でもそれが無ければ、お金なんて最低限で構わない。
一年を通して、農耕・狩猟・採取をすれば、ちゃんと生きていける。
今の日本は不景気で、職を失って困っている人がたくさんいるけど、
どうしてそうなった時に農耕・狩猟・採取に走らないんだろう?
何だかんだ言いながら、まだまだ裕福なんだろうな。
職を失い、新たな職のあても無いのであれば、
住処を引き払い、都会を離れ、
テント生活をしながら狩猟・採取生活でもすれば良いのに。
無料で開放されているキャンプ場にでもテントを張って、
山菜やきのこを採ったり、釣りをしたりしてれば生きていけるはず。
まだそこまで追い込まれてないのであれば、十分裕福だろう。
色んな詐欺の被害にあう人がいるけど、それだけの貯金がある事自体、すごい。
みんな大金持ちだなぁと思う。
日本の個人の貯蓄金額は世界一。
貧しいとは言っても、まだまだ恵まれているのだ。

都会の大学生の就職活動を見ていて、何十社も面接を受けてダメだったとか、
本当にやりたい仕事でもないのに、手当たり次第という姿には興ざめしてしまう。
私はまず住みたい場所が第一にあり、それから就職活動だ。
だから転勤だなんてありえない。絶対お断りだ。
奥尻島に移住する際もそうだった。
奥尻島に住みたい気持ちがあり、仕事なんて最初は頭に無かったものだ。
住んでしまえば何とでもなるという気持ちもあったし(笑)。
でも運良くやりたい事がそこにあり、今の仕事が見つかった。
見つかったと言うか拾ってもらった。
もちろん、別にハローワークに求人があったわけではない。

今の世の中はたくさんの情報が溢れ、便利になったと思う。
でもそれだけに頼るのではなくて、それをきっかけにして別の動きもすべきだろう。
本当にやりたい仕事があるなら、求人が無くたって直接あたってみればいい。
そういう情熱があれば、きっとどこかが拾ってくれる。
それでもダメなら、農耕はさておき、まずは狩猟・採取生活だ!
お金が無いと生きていけないのは都会限定の話。
田舎の良さを見直し、今一度「生きる」という本質を考えてみるのも大事だと思う。

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2月26日 (木)  甲州ブドウ

曇り時々晴れ 最高気温-0.5℃ 最低気温-2.8℃

山梨県で広く栽培されている葡萄、甲州種。
その起源は、ヨーロッパ系葡萄と同じ原種、つまりヴィテス・ヴィニフェラ種であり、
黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方、
つまり、アルメニア共和国、アゼルバイジャン共和国、グルジア共和国に辿りつく。
この葡萄が遥か昔にシルクロードを渡り、遣唐使と共に伝えられたそうで、
1000年以上もの長い年月をかけ、日本の気候風土に適した葡萄となった品種だそう。
酸がなく、クセのある香りがしない甲州種のワインは、
和食に合うワインなんだそうだ。

日本の気候風土に合った土着の葡萄品種という事でちょっと気になり、
苗を4本ばかし取り寄せてみた。
たったの4本だし、これは自分の中で遊びの品種。
メインはフランス系でとは思っているものの、
将来的に奥尻島の気候風土に合った葡萄品種を作り出すのも面白いと思っている。
それには昔から日本の山野に自生する山葡萄、
あるいはこの甲州種といったものを交配してみるのも一つの可能性だろう。
まあ甲州種は晩熟なので、奥尻での栽培は難しいかもしれない。
でも実際にやってみない事には分からないし、
これも自分にとっては葡萄栽培の勉強の一つだと割り切っている。
もし収穫に至ればラッキーだという程度の事で、
そうなれば、生食用として楽しんだって良いよな〜と。
葡萄に限らず色んな品種を栽培してみるのは興味深いものだ。
時に、とても同じ分類とは思えないような出会いだってあるだろうから。

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2月25日 (水)  離島振興

曇り時々晴れ 最高気温4.2℃ 最低気温-2.2℃

国土交通省・離島振興課の視察団がワイン工場、水工場へとやってきて、
その受け入れのための準備や対応などに追われた一日。

離島振興って特殊な分野だなと思う。
島のハンデを減らし、なおかつ、島の魅力や個性を発信しなければならない。
一番のハンデは本土との交通の便だろうから、国土交通省の管轄なんだろうか。

島には色んなハンデはあるだろうけど、
だからこそ島の個性というのは引き立つとも思っている。
それぞれの島にはそれぞれの文化が育ち、
特殊な気候風土、そして個性ある美しい自然環境が横たわっているのだ。
旅をして、これほど興味深いところはない。
確かに旅をするのと住むのとでは意味が違うけど、
実際に住んでみて、なおさら島が、この奥尻島が好きになった。
このホームページやブログでも、
少しでも奥尻島の魅力を発信出来ればと思い、日々日記を書いている。

島の魅力を発信しているサイトは少ないながら存在している。
もし興味があったら見てみて下さいませ。
島への移住についても参考になりますよ。

国土交通省・離島振興課
http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/

日本離島センター・しましまネット
http://www.nijinet.or.jp/

日本で唯一の島マガジン「島へ。」
http://www.kaifusha.com/


2月24日 (火)  馬小屋の2階は博物館

曇り 最高気温5.3℃ 最低気温-3.3℃

我が家で使わせてもらっている馬小屋の2階は、貴重な骨董品がたくさんある。
昔使っていた乗馬道具はもちろん、馬に曳かせていたであろう馬耕用農具、
さらには米を収穫してモミすりをした後、モミガラと玄米を選別する唐箕(とうみ)等、
かつての馬と共にあった生活を現すものがたくさんあって、博物館のようだ。
特に馬耕用の農具は興味津々だし、馬を使った農業というのもやってみたいものだけど、
こういった馬具をつけて農業をやっている風景を実際に見た事がないので、
何となくイメージは出来るけど、どうやっていいものやらもさっぱり分からない。
ルーツがルーツなだけに、ばんえい競馬の馬具と共通点も多いだろうな。
でもその前に、そのための馬の調教、あるいは輓馬の導入が先か(笑)。

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2月23日 (月)  いつまでも子供だなぁ・・・

晴れ時々曇り 最高気温-2.3℃ 最低気温-5.3℃

上4枚の写真は愛馬のポーレ、そして最後の1枚は同じく愛馬のレザン。
ポーレは我が家で初めて生まれた馬で、もう4歳になる種雄馬。
アラブの血がかなり濃い(75%)ので、顔も尻や尾も、アラブの特徴がよく出ている。
まだまだやんちゃで、そして子供のようで、
裏山に上っていくと走って寄ってきては、
顔を押し付けてきて口をモゴモゴさせ、じゃれてくる。
この行為は、なぜか私に対してしかやらない。
そして山を下りると一緒に付いて来る可愛い奴。
蹄がのびてきたので、そろそろ鉄ヤスリで削ってやりたいところだけど、
あいにく腰が痛くてそれもままならず、先延ばしにしてしまっている。
あんまり伸ばしすぎると蹄の形も悪くなってしまうので、早めに削ってやりたいところ。
レザンは相変わらずだけど、右後の球節をどこかで傷め、ちょっと血が出ていた。
大した怪我でもないので、ヨーチン吹き付けて完了。

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2月22日 (日)  奥尻町長選挙へ

曇り 最高気温3.3℃ 最低気温-3.9℃

奥尻町長選挙があり、昼過ぎに投票に行ってきた。

結果は新人で前町議会議長の新村卓実氏(56)=無所属=が、
再選を目指した現職の和田良司氏(62)=同=を僅か144票差で破り、初当選。
当日有権者数は2,889人、投票者数は2,536人で、投票率は87.78%だったそう。

投票率、高いなぁ・・・。
まああれだけ島内放送で選挙に行きましょうと呼びかけられれば、
忘れようもないし、自分の一票を大事にしなければと思うけど。

個人的に目指して欲しいなと思うのは、合併に頼らない個性ある奥尻町。
本土の市町村と合併してしまっては、
島の魅力が軽減してしまうし、島の個性が生かされない。
奥尻島は奥尻町として、一島一町を貫いて欲しいと思う。
水資源、海洋資源、森林資源など、あらゆる自然に恵まれ美しい奥尻島。
第一次産業、第二次産業、第三次産業、全てにおいて大きな可能性があると思う。
島ならではの魅力を存分に活用すれば、色んな道が拓けそうだ。

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2月21日 (土)  冬へと逆戻り

曇り時々雪 最高気温-0.3℃ 最低気温-5.1℃

今週は冬に戻った一週間だった。
葡萄畑もご覧の通り。
それでも思ったほど雪も積もらず、これもすぐ融けてしまいそう。

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2月20日 (金)  農業資材

曇り時々雪 最高気温2.1℃ 最低気温-2.1℃

春から葡萄を挿し木し、そして自給自足の一環として、
畑作、もしかしたら養鶏も再びやろうと思っている。
そこで農協に農業資材第一弾を発注しておいた。
葡萄畑を牧場内に作るためのバラ線と支柱、葡萄栽培用の農薬3種、
畑作用に黒マルチなど。
テープナーや剪定鋏、噴霧器などは後日また揃えようと思う。

葡萄栽培は、特にヨーロッパ葡萄を栽培する上で無農薬は厳しい。
それはつまり、まだ日本の気候風土に合っていないからだ。
ただ無農薬までいかなくても、JAS法での有機栽培は不可能ではないかもしれない。
葡萄の有機栽培で認められている農薬は、ボルドー液と石灰硫黄合剤のみ。
この2種の農薬で葡萄を栽培できたら素晴らしいと思うし、
最終的にはそれを目指したいとも思う。
いきなりそれは難しいかもしれないし、ちょっと不安もあるので、
その2種以外に、ベンレート水和剤も手配しておいた。

ちなみにボルドー液は1885年、フランスのボルドーで発見された古典的な薬で、
単純に生石灰と硫酸銅から成っている。
当初ボルドー液は葡萄の盗難を防ぐために葡萄を青く染める目的で散布、
それがべと病などを防ぐという思わぬ効果が発見されて使われ始めた。
その後、近代的な殺菌剤の開発と共に使われなくなっていたが、
ボルドー液は植物ホルモンであるエチレンの分泌を促し、
植物の持つ本来の抵抗力を増幅させるという事が分かり、再評価される。
今回は水で薄めるだけで作れるICボルドー66Dを手配。

そして石灰硫黄合剤もまた、昔から使われている薬。
成分は多硫化カルシウムで強アルカリ性、赤褐色で強い硫黄臭がし、
殺虫、殺菌の効果があり、主に冬の休眠期、萌芽前に散布する。

萌芽前にベンレート水和剤(黒とう病・つる割病・晩腐病予防)と、
石灰硫黄合剤(サビダニ類・カイガラ虫等対策)の混用散布をし、
開花前にベンレート水和剤(灰色カビ病・うどんこ病・褐斑病予防)、
開花後はICボルドー66D(べと病・さび病予防)を何回か、という防除でどうだろうか。
奥尻島は潮風が強く、気候的に病気も少ないはず。
なんとかなればいいな・・・。


2月19日 (木)  腰痛対策

曇り時々雪 最高気温-2.0℃ 最低気温-6.9℃

昨年秋のワイン樽を手で運んでて痛めた腰。
ずっと痛い。
さらに、無理なコルク抜きでまた悪くなり、座ってるだけでも結構辛い。
何か良い腰痛対策、治療法などないでしょうか?
静養が一番良いのかもしれないけど、そうも言ってられないし、
このままだと色んな作業に支障をきたす可能性大。
ヘルニアか何かになってるんだろうなぁ・・・。


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