Diary 2009. 5
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5月31日 (日)  船旅の魅力と航路廃止

曇り時々雨 最高気温12.8℃ 最低気温10.9℃

北海道新聞を読んでいると、
「松山(愛媛)〜呉(広島)のフェリー航路廃止」という寂しいニュースが。
友人からも知らされていたけど、
このニュースは、私が愛媛出身だからというだけではない、悲しい出来事だ。

今では旅といえば、飛行機、鉄道、バスが主流だけど、
かつて四国に橋が架かってない時代、船はとても身近な交通手段だった。
愛媛から出ている航路だけでも何十もあって、
大阪、兵庫、広島、山口、福岡、大分など、各県と結ばれているだけじゃなく、
瀬戸内海にある島々をも結んでいる、無くてはならないものだった。
船の航路が国道である区間もあって、
1日に20往復、30往復等、15分や30分おきに船が出て、
通勤や通学にも普通に船は使われていた。

船は一番太陽や風を感じられる交通機関だと思う。
飛行機はもちろん、鉄道やバスも、高速のものは窓を開けられないし、
船の甲板に出て、太陽の光を浴び、潮風を感じ、
大海原を眺める贅沢は、他の交通機関にはない大きな魅力だと思う。
今の人は時間や精神的なゆとりがないせいか、
速ければいい、無駄を省いて効率の良い旅を求めているみたいだけど、
私はそれではつまらないと思っている。
旅の目的地に着く事だけが重要視されているけど、
旅の大きな魅力は、その目的地にたどり着くまでの過程にもあるというか、
むしろ、その過程が大事だなと。
その過程がどうであったかが、目的地の印象をも左右し、
旅全体の印象を強く焼き付けるものだと思うから。
船旅は、その過程を強く印象付ける旅のスタイルであって、
もうちょっと、船旅を特集するような本や雑誌があってもいいのになといつも思う。

さて、今回廃止される、松山〜呉の航路は、
かつては1日18往復、年間12万5千台の車の利用がある航路だった。
それが、愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」によって減少したところに、
今回の麻生政権が打ち出したETC割引によって、利用者が半分になったとか。
ETC割引なんかよりも、
船の利用者に対する割引や船会社に対する助成も併せて行って欲しかった。
台湾まで行けたフェリーも無くなってしまったし、船を取り巻く環境は悪くなる一方。
もうこれ以上、航路が無くならないように祈るしかない。


5月30日 (土)  出る杭は打たれちゃうのね・・・

曇り一時雨 最高気温15.2℃ 最低気温11.2℃

28日の北海道新聞に掲載された記事を見てくれ、
電話、メール、コメント等を下さった皆様、どうもありがとうございました。
自分自身も励まされ、また、暖かい気持ちになりました。

・・・ですが、あの記事は嘘だと周りに言う人もいるらしいことを耳にしました。
裏山で撮ったポーレとの写真も、我が家の馬じゃないとか、
よくもまあ知りもしないで平気な嘘をつけるものだと感心します。
そう思うなら実際に見に来れば良いのに。裏山にご案内します。
あ、でもそういう人は真実がどうであっても否定するんでしょうね。

私は移住者で、奥尻島では新参者、
そういう人間を認めない、受け入れない下地はやっぱりあるんでしょうか。
否定するなら否定するでも構わないんですが、
それなら本人の目の前で正面きって言って欲しい。
根拠の無い陰口をたたくとか、根も葉もない噂を立てるとか、そういうのは大嫌い。
また、そういう噂に乗っかる人が多いのも悲しい事ですね。
噂の真偽を確かめようともせず、さらに誇張して吹聴してまわる。
他人を認める事が出来ないなんて寂しいし、
相手を蹴落とす事で優越感に浸るなんて最低だとは思うけど、
日本の田舎ではよくある事、なんでしょう。
よくある事では済まされない、日本の悪い風習かもしれません。

私は口下手なので、とやかく言われることに対し、いちいち説明はしません。
誤解であっても、その相手を認めてなければ、誤解を解く事もしません。
誤解が誤解を生む事もあるでしょう。
それは、そういう事にいちいち対処していたら、心労が激しすぎるからであり、
分かってくれる人は分かってくれるというだけで、十分だからです。
これから先、私を通じて奥尻へと移住してくるような人が出てきたら、
その辺を気にかけていてあげようと思うのでした。


5月29日 (金)  牧柵打ちとポーレ

晴れ 最高気温17.5℃ 最低気温9.2℃

今日は休日。
先日から始めた、裏山葡萄畑を作るための牧柵打ちを1日中やっていた。
当初の予定より少し小さく、80m×20mとする事にし、
ちょうど半分を打ち終わったかな。
ハンマーを振り上げ、振り下ろす度に腰から右足スジに激痛が走るし、
1本打つたびに寝転がって腰を休ませるという状況で、
おまけにポーレは、ハンマーを振りかざしてようが、寝転がってようが、
常にじゃれてきてはうっとりしたりアクビをしたり、はかどらない。
ポーレは邪魔なんだけど、でもひたすらついてくるし、愛らしい。
傍から見たら、馬鹿みたいな光景かも(笑)。
付きまとってくるなら手伝ってくれればいいのにな・・・。
馬の手も借りたいんだけど・・・。

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5月28日 (木)  北海道新聞に掲載〜第2弾〜

晴れ 最高気温17.3℃ 最低気温9.5℃

昨日の予告どおり、今日の北海道新聞の朝刊に、
先日我が家で受けた取材分が掲載されました。
今度は地方版じゃなく全道版だし、ちょっと凄いかも(苦笑)。
記事の内容は、ありのままを伝えてくれていて、
馬を飼うという夢を叶えた事、奥尻島へ移住してきた事、
メールで滞在希望のある見ず知らずの人のホームステイを受け入れている事、
滞在した人同士の仲間組織を立ち上げて会長兼事務局として活動している事等、
今までの経緯や実際にやっている事が書かれ、
最後に「馬を通じて奥尻の魅力を伝え、移住者を増やし、島を元気にしたい」、
と締めくくられた、丁寧な記事を書いて下さっていた。

よくインターネットを活用し、ホームページを運用している事に対し、
現実逃避的なイメージを抱く人もいるけれど、
私は色んな事をインターネット上だけの世界に留めておくつもりもないし、
自分自身もネット上の仮想世界に生きるつもりもない。
あくまでインターネットは田舎のデメリットを補うもので、
なおかつ、全国に情報や思想を発信できるすごい媒体だと思っている。
かつて田舎は不便で人との出会いも無かったけれど、
今や山に住んでいようが買い物も出来ればたくさんの人と出会えるのだ。
インターネットは都会ではなく、田舎でこそその真価を発揮する。
馬や奥尻島の魅力を伝える事も、移住者を増やす試みをする事も、
やり方によっては個人レベルでも出来るという事なのだ。
もちろん、移住受け入れに関しては、このサイトや私だけで完結できるわけもなく、
実際に後押ししていくには、行政なり関係機関の協力は必要ではあるけれど、
そのきっかけを作り出すことは誰だって出来るわけで、
それが行政に頼るだけではダメだと以前に書いた真意。

記者の方が我が家に取材に来られていた時、
そういう活動を個人でひっそりとやっている事、
そしてマスコミや行政を通じてやっているわけでもなく、商売でもない事を、
実に面白いと言って下さった。
そうなのかな・・・誰でも出来る事だし、特別な事はしてないけど。
でも、馬を愛し、奥尻島を愛せばこそ、この活動は続けたいと思う。

これからもこのホームページやブログで奥尻や馬の魅力を伝え、
ホームステイを受け入れていくつもりだし、
その中から一人でも、私に続く移住者が出てきてくれれば嬉しいかな。
奥尻島のためにと語るには、まだまだ未熟で恐れ多いけど、
自分が好きな奥尻島や馬の事を知ってもらいたいという単純な気持ち、
そして過疎化が激しく進行しつつある奥尻島の将来を案じてはいる。
自分にとっても仲間が増えていく事は財産であって、
奥尻島に住みたいという人が出てきてくれれば個人的にも嬉しく思う。
自分のやってる事は小さな波を起こしているに過ぎないんだろうけど、
これがいつか、大きなうねりになる事を期待して・・・。


5月27日 (水)  葡萄畑への第一歩

晴れ 最高気温16.5℃ 最低気温9.2℃

一昨日の事。
畑をいじって、レザンの削蹄をして、いよいよ葡萄畑作りを始動させる事に。
とはいえ、自分の腰の状態も悪いし、時間も無いので、
とりあえず形にする事を優先させようと思う。
計画では、ポーレを放牧している裏山の一部、
だいたい80m×20mをバラ線で囲って作るつもりで、
挿し木してあるメルロー・ピノグリ・シャルドネを100本ずつ移植したいなと。
まずは馬が入れないようにするため、杭打ちとバラ線張り。
そのための資材を裏山へと搬入し、とりあえず杭を1本打ってみた。
このままバラ線を張り終えれば草を刈って、
300の穴を掘って馬糞堆肥を入れ、そこに葡萄木を移植していくのが第一段階。
その後は、葡萄を垣根栽培するための支柱やアンカーを埋め込み、
番線を張り、伸びてくる葡萄を這わせればとりあえず落ち着く。
挿し木の移植は、出来れば夏の間に終えたいけど、無理だろうか。
それさえやってしまえば、ちょっと余裕が出来るんだけどな・・・。

ところで、先日我が家で対応した北海道新聞の取材、
予定では明日28日の朝刊に掲載されるとの事。
今回の記事は地方版ではなく、なんと全道版に載るらしい。
馬の事、移住の事、ホームステイ受け入れの事、金太郎会の事、
どんな風に記事になるのか、とりあえず楽しみにしていよう。

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5月26日 (火)  タンポポ〜♪

晴れ 最高気温15.1℃ 最低気温8.6℃

昨日、畑作業が一段落した後、せまいパドックで窮屈に暮らすレザンを不憫に思い、
パドックから出して、青草を食べさせてリフレッシュさせてやった。
スピードは遅いけど、家の周りの雑草を食べてもらえて、
なおかつ、馬糞という堆肥まで落としてくれるのはありがたくもある。
草刈機を使うよりも馬を飼う方がエコ。
ちなみにレザンはタンポポが好きだ。
タンポポ目掛けて食べ進み、最優先で食べていく。
私もタンポポは好きで、花はワインに、葉はサラダに、根はコーヒーにと、
とても用途の広いありがたい植物だと思う。
せっかくレザンを連れ出したついでに、削蹄もしてあげた。
ここ数日、腰痛の症状がひどくなってるので、かなり辛い・・・。
足1本終えるたびに、草の上に横たわって腰を休ませるという情けなさ。
それでも気になってたレザンの削蹄が一段落、良かった良かった。

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5月25日 (月)  芽出し

晴れ 最高気温18.6℃ 最低気温6.8℃

今日は休日。相変わらず腰痛と闘いながらの畑作業。
育苗トンネルの中は大分賑やかになり、ズッキーニや豆類の芽が大分出てきた。
そしておまけにセミまで。
トンネル内は暖かいので、地中から間違って出てきてしまったんだろうか、
まだ季節的には早すぎるけど、大丈夫かい?セミさん。
畑は畑で、ジャガイモ、二十日大根、カブの芽も大分揃っている。
ただ、ニンジンは乾燥しすぎてたせいか、まだ発芽してこない。
マルチに挿し木した葡萄も、すでに芽が膨らみ、葉を出してるものもあって、
ちゃんと根が出てるのかどうか心配。
でもそれより心配なのは、早く裏山に葡萄畑を作らなきゃならない事で・・・。

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5月24日 (日)  肉じゃが

曇り後晴れ 最高気温16.6℃ 最低気温9.6℃

肉じゃがを急に作りたくなって作った。
美味しいのは美味しかったけど、味付けが濃すぎたかな・・・。
ちゃんとダシを使えば良かったと、ちょっと反省。

ところでこの肉じゃが、関西は牛肉、関東は豚肉を使う傾向があるそうで。
私は四国出身なので、一応食文化は関西に近いのかな。
肉じゃが、すき焼き、卵焼き、全部甘めが好きで、味醂や砂糖は必須。
ペペロンチーノも、ワインを使って調理するより味醂を使ったりします。
どこかほんのり甘さを感じる方が美味しいと思うし、
甘さを感じないまでも、味に深みを持たせてくれるので。
北海道に来ると、とにかく醤油、とにかくしょっぱい料理が多くて、
外食しても満足感が乏しいのはそういうところからきてるんでしょう。
子供の頃から、焼き魚とか刺身も醤油を使わずポン酢を使ったり、
酢橘や柚子などの柑橘を搾ってかけたりして食べてきたので、
その辺からそもそも違ってて。
それに、醤油やポン酢、塩、味噌など、北海道の調味料は美味しくない。
ほのかな甘味、深みが足りないんだよなぁ・・・。
だから調味料だけは愛媛から取り寄せるのであります。

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5月23日 (土)  豆乳しゃぶしゃぶにハマエンドウ

雨 最高気温12.1℃ 最低気温10.4℃

先日、神威脇デイキャンプ時に、浜にたくさん生えていたハマエンドウ。
採取してきて、豆乳シャブシャブに突っ込んでみた。
クセがないし、茎の固い部分さえ取れば美味しく頂けます!

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5月22日 (金)  田植えの季節

雨 最高気温15.3℃ 最低気温11.9℃

ここ数日、我が家の周りの水田では、一斉に田植えが始まった。
米は日本人の心、いつかは稲作にも挑戦してみたいし、
なにより自分の田んぼを持ってみたいなと思う。
ただ、減反政策によって新規に水田を持つのは難しいみたいだけど・・・。

北海道新聞(地方版)にワイナリーで受けた取材の記事がちゃんと載っていた。
こんなに大きく扱われるとは思ってなかったので、ちょっとビックリ。
単にワインを醸造するだけじゃなく、
ちゃんと土地を取得して、自分の葡萄畑を作って、
自分が一から育てた葡萄でワインを造ってみたいと思う。
ワイン造りも、葡萄栽培も、とても奥が深くて面白いもの。
ワインに奥尻島の個性をもっともっと表現していけたらいいな。

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