前田肇写真館
前田先生との出会い

青年時代。地域の仲間と毎晩のように先制の家に集まり、麻雀をしました。部屋には、白黒の写真が飾ってあって、すっぱい定着液の臭いが漂っていました。先生は、暗室にこもって何かと仕事をしていました。ネルドリップで入れてくれるコーヒーの味と井上陽水の「闇夜の国から」の歌がとても印象深く思い出されます。先生の残してくれた父兄や子供達の写真は、この地域で酪農を支えている中堅の酪農家と元気で活躍されている大先輩の方々です。素晴らしい写真を残してくれて本当に有り難うございました。地域の財産として、いつまでも残し、これからの励みにしていきたいと思います。

帰農館長 佐伯雅視

1934 根室市琴平町金刀比羅神社宮司の末っ子として生まれる
1947 兄、赤穴宏(線制作、画家)宅からカメラマンへの夢をみて状況
1953 助教師として根室別当賀川口小学校へ赴任
(開拓始まったばかりの村においてはランプ生活であり、開拓農民としての仕事を共にする中で、子供達の仕事ぶり、人々の生き様に感銘を受けると共に、自らの非力さを痛感し、大学進学を決意)
1954 北海道学芸大学釧路分校に入学
1958 根室市花咲小学校に赴任
(教育実践力を学び、僻地教育への情熱を高める)
1967 中標津町西竹小中学校に赴任、13年勤務
(当時、開拓途上で生徒数約80名、みんな一丸となって酪農に励む姿を見る。)